◆FRAME FRANCE - WH-MORE 052
◆HOYA 度なしカラーレンズ(フリーズブルー35G グラデーションカラー)
を銀座店にてご購入いただきましたH様です。
ご友人の
★お客様ご紹介5684 Y様とご一緒にご来店くださったH様。お二人とも今回メガネをお選びいただき、とても賑やかで楽しいお時間でした。最近メガネにはまったというH様、ヴィンテージへの興味もお持ちとのことで、今回お選びいただいた一本は、まさにそのご興味に応える出会いになったのではないかと思います。
H様にお選びいただいたのは、【FRAME FRANCE - WH-MORE 052】です。
「FRAME FRANCE」という言葉の成り立ちは、少し特別なものです。これはもともとブランド名ではなく、1950〜1970年代ごろのフランス製フレームに押された刻印、すなわち生産地を示す印字に由来します。ちょうど「Made in France」と同じ意味合いを持つこの刻印が入れられたフレームは完成度が高く、後の時代にも高く評価され続けた結果、「FRAME FRANCE」という言葉がひとつのジャンルとして確立されるに至りました。その背景には、フランスのジュラ地方に位置するモレやオヨナといった街で育まれた眼鏡づくりの歴史があります。オヨナは19世紀後半からプラスチック・セルロイドの製造が盛んになった地域で、職人たちが手作業で一本一本丁寧に仕上げていた時代の蓄積が、フレームの細部へのこだわりや造形の精度に今も息づいています。
今回のWH-MORE 052は、1970年代ごろのヴィンテージフレームです。FRAME FRANCEの魅力を語るうえで欠かせないのが、セルロイドという素材そのものの存在感。ゼリーのような潤いを含んだぷるっとした質感は、現代のアセテートとは明らかに異なる独自のもので、光の当たり方や角度によってわずかに表情を変える深みがあります。052というモデルは、大きすぎず主張しすぎないスクエアシェイプのなかに、そのセルロイド特有の奥行きある表情が静かに宿った一本。ヴィンテージ特有の色合いが、逆に今の感覚にも新鮮に映るというのが、このフレームのおもしろいところです。オンでもオフでも自然と顔に馴染んでくれるバランスで、ヴィンテージに興味を持ちはじめたH様の最初の一本としても、とても良い選択だったと思います。
写真はレンズ加工前のクリアレンズですが、レンズはHOYAのフリーズブルー35Gのグラデーションカラーをお入れさせていただきます。屈折率1.60の薄型プラスチックレンズで、VPコート、撥水・防汚・反射防止・UVカットが標準で備わっており、紫外線もほぼ100%カット。ほんのりとブルーがかった色味が表情を涼やかに見せてくれながら、グラデーションの入りはおまかせでお仕上げさせていただます。ヴィンテージフレームの色合いと、このレンズカラーの組み合わせはとても良く映えていました。
改めまして、H様、そしてY様、このたびは銀座店にてご一緒にお選びいただき、本当にありがとうございました。ヴィンテージとの出会いはまだ始まったばかり。またお二人でふらっとお立ち寄りいただける日を、楽しみにしております。
makoto
2026/06/02