◆トレミー48 Ptolemy 48 - EMPEROR E-042 GY
こちらを銀座店にてご購入いただきましたE様です。
約1週間ほど前、奥野ビルへいらした際に当店にもお立ち寄りいただきました。伊達メガネとして使えるデザインをお探しとのことで、「似合うフレームを選んでほしい」とご相談いただきました。気に入ったフレームがあったため、その日はお取り置きをされて、その後あらためてご来店。その間に当店のホームページもしっかりご覧いただいたとのことで、再びお越しいただいた際に、お選びいただいたフレームを伊達メガネとしてお作りさせていただきました。
お選びいただいたのは、トレミー48 Ptolemy 48の「EMPEROR E-042 GY」です。トレミー48は、眼鏡の産地として知られる福井・鯖江を拠点とする国産アイウェアブランド。1998年、デザイナーの堀一彦氏と鯖江の職人たちの出会いから生まれました。「mechanics of passion(情熱の仕掛け)」というコンセプトを掲げ、60年代トラッドをベースに、立体的な構造や大胆な装飾、豊かなカラーリングを融合させた"見せるフレーム"を作り続けているブランドです。素材にはセルロイド厚生地やβチタン、ゴムメタルなど日本製のものを積極的に採用し、漆・蒔絵・七宝といった和の加飾を取り入れたモデルも多く、国産クラフトの魅力を存分に感じさせます。
EMPERORシリーズのE-042は、3mm厚のシートチタンから削り出したクラウンパント型のフレームです。ブリッジにはキーホールデザインを採用し、0.6mm厚という極薄のβチタンシートを重ね合わせた精密な3次元加工が随所に光ります。そして特に目を引くのが、インナーシートに施された麻の葉模様。日本の伝統的な幾何学文様をフレームの内側に宿らせ、チタンの無機質な素材感の中に、しっかりと温かみと品格をたたえています。名前の通り「エンペラー(皇帝)」と称するにふさわしい存在感でありながら、チタンの特性を活かした軽さと掛け心地の良さも備えた一本です。
伊達メガネとして日常的にかけていただく場面で、このフレームが持つ凛とした佇まいがE様のスタイルに自然と溶け込んでいました。改めまして、E様、今回のご縁、とても嬉しく思っております。またお気軽にお立ち寄りくださいませ。
Tama
2026/05/01