◆アイ.エノモト I.ENOMOTO - IE009 HORN バッファローホーン
◆HOYA 1.67 シンクロ遠近両用レンズ
を新宿店にてご購入いただきましたO様です。
以前にも当店で中近両用メガネをお求めいただいたO様。今回は、いよいよ初めての遠近両用に挑戦されることになりました。「座り仕事のときはこれまでの中近を使い、動くときには遠近を使いたい」とのお話で、用途をうまく使い分けながら、より快適な視生活を整えていかれるご計画です。
フレームは、以前から気になっていらした【I.ENOMOTO(アイ.エノモト)】の「IE009 HORN」。最終的にはヨシノリアオヤマのナイロールフレームとの二択で迷われましたが、長く温めてこられた想いが決め手となり、こちらをお選びいただきました。
I.ENOMOTOは、榎本郁也氏が手がける東京発のアイウェアブランドです。シーズンごとに新作を量産するのではなく、デザイナー自身が納得できたときにのみ新たなモデルを世に送り出すというスタイルを貫いています。良質なチタン素材と高度なマシニング技術を活かしながら、日本のものづくりの丁寧さを静かに体現しているブランドです。
「IE009 HORN」は2019年秋にローンチされたモデルで、クラシカルなラウンドシェイプをベースに、現代的な構造と素材使いが融合した一本です。フロントには3.5mm厚のチタンシートを用い、その内側に職人が一点ずつ削り出したバッファローホーン(水牛の角)を組み込んだ、非常に手の込んだコンビネーション構造となっています。
金属の持つ硬質な質感と、天然素材ならではの柔らかな温もり。その両方が共存することで、奥行きのある表情が生まれています。ホーンはすべて天然素材のため、柄や色味は一本一本異なり、“世界に一つだけ”という点も大きな魅力です。
シェイプは完全な真円ではなく、わずかに横方向へ広がったラウンド。肉厚なメタルフレームでありながら、エッジは熟練の職人によって丁寧に丸められており、見た目の重厚さに反して、顔への馴染みはとても柔らかく仕上げられています。また、テンプルには軍用のバヨネット(銃剣)をモチーフにしたストレート構造を採用。帽子をかぶったままでもスムーズに掛け外しができる、実用性の高い設計となっています。
レンズは、HOYA 1.67 シンクロ遠近両用(累進帯14mm)にてお作りいたします。屈折率1.67の薄型素材を採用しており、インナーリムにバッファローホーンを使用したこのフレームの構造上、選択できるレンズに制限がある中で、仕上がりの薄さとバランスを考慮しこちらをご提案しております。
HOYAの両面シンクロ累進設計により、レンズの内面・外面の両方で光をコントロールし、遠くから手元まで自然でシャープな視界を実現します。累進帯14mmはバランスの取れた設計で、遠近両用を初めてお使いになる方が感じやすいユレや歪みも軽減されており、O様の“初遠近”にも安心してお使いいただける仕様です。
改めましてO様、今回も当店でお作りいただき、誠にありがとうございました。遠近両用も、最初はゆっくりと慣らしていただきながら、中近との組み合わせでより快適な視生活となりますように、まずはしっかりレンズまでお作りいたしますので、完成今しばらくお待ちくださいませ!
makoto
2026/04/09
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