運転もされ、原稿を読む機会も多いH様には、遠近両用として十分な視野を確保できるサイズをご提案。私が圧倒的におすすめした、台湾発・CLASSICOの【E13 col.3】をご購入いただきました。
なお、現在お使いのリンドバーグのレンズは以前「最高のレンズ」でお作りされていたそうですが、さらにその前にお使いのメガネと比べても大きな差は感じなかったということで、今回はHOYAのウェルナフィールド遠近両用レンズをご採用。最高品質ラインではありませんが、もちろん十分に良いレンズで、日常使いにはしっかりと対応できるもの。
今回ご購入いただいたのは、台湾のアイウェアブランド、CLASSICOによるE13。基本のラインや要素を平らにし、面取りを施し、異なる素材を組み合わせながら、既存のスタイルを再構築した全く新しいクラシックスタイルです。カラーレンズを入れてもハマりそうな遊び心が加えられ、まさにCLASSICOらしさが光る一本になっています。
クラシコは、2012年12月、台湾・台北で設立されたアイウェアブランド。創業者のGaryとTomは共にレトロでクラシックなデザインを愛するクリエイターで、Garyは40年以上にわたりアイウェア製作に携わる父の影響を受け、退役後に自らのブランドを立ち上げました。一方で、デザイナーのTomはハンドメイド眼鏡やヴィンテージVespaに魅了され、デザインへの情熱を注ぎ続けています。CLASSICOは過去の名作を現代に甦らせ、美しいデザインを共有することを目指し、素晴らしいメガネを生み出し続けるブランドです。
なお写真2本目は最終候補まで残った、また違った雰囲気でとってもお似合いの【ビスポーク オクタゴン SPM サンプラチナ】ビスポークアイウェアショップ「めがね舎ストライク」によるオリジナルフレーム。玉形はオクタゴン(八角形)、一山式ブリッジ、縄手式テンプル仕様のメタルフレーム。素材には1930年代に生まれたアンチニッケル合金「サンプラチナ」を使用し、プラチナに似た上品な色味と光沢、そして金属アレルギーが起こりにくい身体への優しさが特徴です。耐食性にも優れ、経年劣化が少ないため、長く愛用できる逸品です。
【めがね舎ストライク】は神戸、京都、福岡に店舗を展開するビスポーク眼鏡店で、2016年に神戸で創業。デザインから製造までを神戸本店で一貫して行い、お客様との対話を通して、唯一無二のオーダーメイド眼鏡を提供しています。職人との直接相談ができる工房併設の店舗もあり、ライフスタイルや個性を最大限に活かしたフレーム作りが魅力です。
さらに、もう一本は、メインとは別に現在白いフランス系のフレームも楽しんでいられるとのことでしたので、ご自身で手にとられた【WOMBAT 1055】(BOZ)
フランスのアイウェアブランドBOZ(ボズ)が手掛ける、自然モチーフを活かしたエキゾチックでフェミニン、デコラティブなデザインが特徴のモデル。花や草を取り入れた芸術的なスタイルが魅力で、フォックス(キャットアイ)型セルフレームのWOMBATも独特の生地感と華やかなセンスが光る一本です。
ボズは、フランス発アイウェアブランドJFレイのデザイナー、ジャン・フランソワ・レイ氏の妻ジョエルによって創立。2005年・2007年にはSILMO展でグランプリを受賞し、華やかで繊細なデザインがフランス国内外で高く評価されています。花や草をイメージした独特のスタイルは、ファッション性を重視する方に支持されるブランドです。
改めまして、H様、この度は大変ありがとうございます!今回のクラシコ、軽やかなかけ心地を踏襲しつつも、新鮮なデザインにきっとご満足いただけることと思います。遠近両用レンズで運転や読書もより快適になるよう、しっかりレンズまで作成させていただきますので、完成楽しみに、いましばらくお待ちくださいませ。
makoto
2025/01/31
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